ローンを借りる場合の借入可能額 2017年6月11日

金融機関を中心として、さまざまなローンが提供されています。家を担保にした住宅ローン、株式や債券を担保にする証券担保ローンなどがあり、いろいろと便利な仕組みが開発されています。今回は、ローンを借りる場合の借入可能額について、ご説明します。銀行などから住宅ローンを借りる場合、担保となる家に対する掛け目のパーセンテージがある程度決まっています。仮に80パーセントの掛け目になっている場合は、家の不動産価値が5,000万円だったとすると、金融機関から融資を受けられる借入可能額は、4,000万円(5,000万円×0.8)ということになります。日本の場合、不動産を購入すると、時間の経過とともに資産価値が下落していくため、担保掛け目100パーセントよりも上で融資を行っているケースはあまりありません。担保掛け目100パーセントより上でローンを行うことは、金融機関側にとって高いリスクになり、低めの掛け目を設定することによって、貸し倒れが発生した場合でも、ローン回収がきちんと行えるような仕組みになっています。また、株式や債券を担保に借りるローンである証券担保ローンの場合、融資を提供する証券会社などによって掛け目は変わってきます。

東京証券取引所1部上場企業の株式を、時価1,000万円分保有しており、取引している証券会社の証券担保ローン掛け目が70パーセントの場合は、700万円(1,000万円×0.7)が借入可能額になります。株式の場合、東京証券取引所1部上場企業であっても、価格が乱高下することがあるため、担保掛け目を低めに設定しておくことで、証券会社などはリスクを軽減していることになります。上記の例で証券ローンを借りている人の株式が下落し、時価が70パーセント以下になってしまった場合、証券会社は追加の担保やローン返済を求めることになります。実際には、70パーセントまで下がる前に連絡が顧客に入るケースが多くなっています。

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